「結婚したくないけど子供は欲しい」と言う奴について。

      2018/02/11

こんにちは。

よく結婚について聞かれたときに、「結婚はしたくないけど子供は欲しい」という人がいる。

以前の私はそんな奴を見るたびに「なにカッコつけてんだ」「女に興味ねぇスタンスの極みか」「ただの子供好きアピールか」と、頭がイカれてる奴として認識していた。

しかし今ではこの発言をする人の気持ちが少し分かる気がする。

私は以前、今と同じ業種(建設コンサルタント)の大手企業に勤めていた。

大学の学部卒で入社したのだが、同期に学部卒は数人しかおらず、ほとんど大学院卒。しかも東大や京大などの名門大学の大学院卒がゴロゴロいるような環境だった。

入社してすぐの新入社員研修でも、2か月ほど毎日様々な議題についてグループディスカッションをしていたのだが、レベルの違いをまざまざと見せつけられた。毎晩学部卒の同期と「全然着いていけねーな」と言いながら酒を酌み交わしていた。

研修が終わり勤務地を発表される際、同期が次々に希望通りの配属先を告げられる中、唯一私だけ希望が通らず大阪勤務に(希望は東京勤務)。同期には訳の分からない慰めの花束をもらい大阪に送り出された(なぜか分からないが涙が出た)。

大阪に配属されてからは、毎日終電まで働いていた(繁忙期は1週間会社に寝泊まりしたこともある)。すごく忙しい業界であることは就職活動の時に把握していたが、実際にそんな生活を続けていると、いつしか何のために働いているか分からなくなり【やりがい】を求めるようになる。

【やりがい】を考えたときに一番簡単に思いつくものが「結婚して妻子のために働くこと」だ。

私はこのとき一刻も早く結婚したいと思っていた。「結婚したくないけど子供は欲しい」という奴を見つけるたびに、そいつの腹にボディーブローを1万発かましてやりたい気持ちだった。

しかし、「女性にモテまくるイケメンサラリーマン」であればスムーズにそちらに移行できるのだが、「日々の仕事でやつれつくした髭もじゃサラリーマン」である私は【やりがい】を【新しいことに挑戦し続けること】に変換した。

その後、私は同業社で時間に融通が利く会社に転職をして、たくさんの【面白そうなこと】に手を出している(このブログもその内の1つ)。

今ではすぐに結婚したいという思いは特にないが、弟の子供の写真を見ると「かわええやないかい」と思う。

つまりこうして、「結婚したくないけど子供は欲しい」という人間が出来上がるのだ。

人は今よりも飛躍した理想を持つと、結婚というものがわずらわしくなる。

結婚をすると「フットワークが重くなるんじゃないか」「選択肢が制限されるんじゃないか」とリスキーなことだと思ってしまう人が多いが、結婚しても身軽で自由な人もいる。私も今はそんな人になりたいと思っている。

結局どんな生活を過ごせるかは外的要因のせいではなくい、自分次第だ。

 - 戯言

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