ラオスの首都ビエンチャンの魅力とレペゼン埼玉って話。
2018/08/22

何年か前に村上春樹が
「ラオスにいったい何があるというんですか?」という本を発売した。
私もこの国を訪れるまでは本のタイトルのように
「印象特になし」というのが正直なところだった。
同じ印象を持っている人は多いのではないだろうか。
そこで今回は滞在して分かった、
ラオスの首都「ビエンチャン」の魅力をつらつら書こうと思う。
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ラオスの首都「ビエンチャン」。
有名な観光地も少ないので、知らなかった人も多いかもしれない。
観光地に行くことが目的の人には物足りないかもしれないが、
この街の良いところは、絶妙な「バランス感覚」だと思う。
私が過ごしやすいと感じる国は、
田舎すぎず、都会すぎず
観光客が多すぎず、少なすぎず
街がきれいで、カフェが多くて、人が優しい街。
今回の世界一周で訪れた街で、
上記の条件に当てはまるアジアの街と言ったら、
私はビエンチャンを思い浮かべる。
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どうして私が上記のような街を好むか。
それは私が生まれ育った街が関係していると自己分析している。
私の出身地は埼玉県越谷市。
埼玉県と言ったら観光地も少なく魅力が伝わりづらい県。
しかし人口は日本で5番目に多く、
多くの人がなんだかんだ何かしらの魅力を感じて住んでいる。
私は埼玉県の魅力も「バランス感覚」だと思う。
都会と田舎の間。
家賃は高過ぎず、東京に通いやすい。
観光地は少ないが、最高に住みやすい。
特徴はないが、癖がない。
すなわち最高。
私はビエンチャンに生まれ育った街を重ねていたのかもしれない。
埼玉県のマスコット「コバトンと新キャラ」(参照:埼玉県HP)
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しかしビエンチャンを埼玉県と一緒にするのは無礼の極みだ。
ビエンチャンの街並みは西洋風の建物も見受けることができ、気品がある。
もともとフランスの植民地だったということも影響しているのかもしれない。
ATMでもフランス語が選択できたので、
フランス人も多く住んでいそうだ。
そして、街の中心部にはパリの凱旋門を
モデルにして作られた「パトゥーサイ」が君臨しており、
その向かいには超絶豪華な大統領宮殿が存在する。
少し散歩すればアジアとヨーロッパが融合した、唯一無二の街並みを味わうことができる。
こんなところでオシャレなカフェに入ろうものなら、
自身がフランス人になったと錯覚することだろう。ドヤ顏でコーヒーとか飲んじゃったりして。足とか組んじゃったりして。
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以下、ビエンチャンの写真。
大統領宮殿、絵になる。
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パトゥーサイ前の通り、わりかし気に入ってる。
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中国が寄贈した噴水。
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ラオスの庁舎、かっこええ。
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タートルアン、敷地内には2匹ぐらい猫が住みついてる。
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きっと英雄。
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寺の脇道を歩くおっちゃん。
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メコン川沿いの謎の建屋群。
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北海道寿司。
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右後方からおっちゃんが入り込んできた写真。
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カツオ。
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物価が安くて、街がきれいで、観光客が少なくて、過ごしやすい。
アジアのパリ「ビエンチャン」の魅力を実感し、地元「埼玉県」の良さを再認識した旅だった。
チャンスがあればもう一度訪れたいものだ。
では。
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