フジタコウヘイがカメラに映るとき、笑顔を捨てた原因が分かった。
2018/02/11

こんにちは。
新年早々、Twitterに投稿した以下の写真が原因で見知らぬ人に「真顔先輩」と名付けられて、私がお師匠様になったらしい。
最近学生時代の友人に会うことが多く、昔の写真を見る機会があるが、笑顔で写っている写真はかなり稀であることに気付いた。
以前働いていた会社のHPの写真でこんな顔をしていたが、私がカメラの前でこの顔をしていたら何か他からの力が働いているときだ。作り笑顔過ぎてぶん殴りたくなる顔面が出来上がっている。
私は中学1年生にして以下の絵を文集に書いてしまうぐらいのダークサイドの持ち主だ。こんな笑顔に騙されてはいけない。(下の絵についてはコチラから)おまけに弟には「人間の感情を持ち合わせていない」と言われる始末。
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勘違いしないでいただきたいが、私は普段全く笑顔を見せない人間というわけではない。
楽しいことがあれば大爆笑するし、嬉しければ飛び跳ねて喜ぶし、テンションが上がれば転げまわって大暴れする。
しかしカメラを向けられた途端、真顔になるのだ。
どれだけ大爆笑していても、どれだけ飛び跳ねて喜んでいても、どれだけテンションが高まって転げまわっていても、カメラを向けられれば条件反射的に表情だけが死ぬ。
どんな状況でも瞬時に表情が写り替わる。もしかしたら、ちょいサイコパスが入っているのかもしれない。
「ちょいコパス」だ。
しかし、なぜ私が「ちょいコパス」になったのか。
原因は過去にあると考え、思春期のころ撮った写真を見返してみた。
すると涙ぐましい原因が浮かび上がってきた。
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思春期のフジタ少年はとにかくサービス精神が旺盛で、カメラを向けられる度に、満面の笑みを見せていた。
しかし、先輩や同級生たちの要求は日に日に増していき、「おもしろいことやれ!」と普通の笑顔では満足しなくなり、「面白」を求めるようになる。
これが当時「地獄の集団」と恐れられた【メンタル部】の誕生だ。
【メンタル部】とは私が学生時代に突然現れた幻の部活で、無茶ぶりに答えられなかった者に地獄の鉄拳を食らわせる狂った集団だ。
もちろんフジタ少年も幾度となくこの戦いに挑戦したが、敗北を重ねる一方。
そしてついに少年は顔面を道具として使うことを心に決める。
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ある時はグローブに巻くバンドを使ってみたり、
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あるときはガムテープを使ってみたり、
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ある時はビニール袋を使ってみたり、
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ある時は直接顔に書いてみたり、
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こうして、カメラの前で着々と感情を失い、現在のフジタが完成した。
今後、フジタがカメラの前で笑顔を取り戻すことはあるのだろうか。
もし、あなたが「笑顔のフジタ」の写真を撮ることに成功したならばたいしたものだ。
ぜひ待ち受けにしてほしい。
それでは。